株式会社ヘッドウォータースとのデジタルサイネージ実証実験を開始
当社は、AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)と、DX・AIを活用したストアビジネス共同事業の強化に取り組んでおり、エッジAIソリューションの利用によってデジタルサイネージの広告効果を最大化させる実証実験を開始しました。
■実証実験の目的
ヘッドウォータースと2021年9月にDX・AIを活用したストアビジネス共同事業運営に向けた業務提携を締結(※1)し、店舗における消費者の行動分析やデータ蓄積、データ活用基盤構築など、スマートストア化に関する取り組みを行っております。
今回の実証実験は、ヘッドウォータースの先端技術を活用したエッジAIソリューションと当社が展開するデジタルサイネージを連動させ、広告視聴者を測定し、データ活用することで商品訴求力や売上効果の最大化を目的としています。
■実証実験の概要
実証実験では、ソニーセミコンダクタソリューションズ(以下、ソニー)が提供するエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS™」(※2)とマイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」で構成されたソリューションを店舗に設置、デジタルサイネージ付近にいる顧客のカウントおよび属性分析を行います。その測定データを活用し、より広告効果の高い配信プランニングや広告クリエイティブを検証するものです。
なお、実証実験ではAI処理機能を搭載したソニーのインテリジェントビジョンセンサー「IMX500」を載せたエッジセンサーで画像解析し、結果情報のみをクラウドに送信・保持することで、個人を特定しない顧客プライバシーに配慮したデータ活用を行って参ります。
▼実施店舗
・ヴィレッジヴァンガード 渋谷本店
・ヴィレッジヴァンガード トレッサ横浜店
▼ソリューション全体像
①サイネージ付近にAITRIOSを設置
②付近の顧客をカウント・属性分析し、広告の配信プランニングや広告クリエイティブに活用